病の世紀

病の世紀 (角川ホラー文庫)

病の世紀 (角川ホラー文庫)

この作品の架空の病気にリアリティがあるのは、先端医療で分かってきた病気のメカニズムが(私にとって)SFの世界にあるのと、ウィルスを主体にして行動原理を解かれるとファンタジーの世界のようで、「どんな事でもあり」な気持ちになるからだとおもう。多少嘘くさくても、それがメインではないしね。
メインテーマは 人の悪意は病である。 という事でしょう。